2024/04/04
神道の大枠
神道は、日本の宗教。惟神道(かんながらのみち)ともいう。開祖や教祖・教典を持たず、森羅万象あらゆるものに神が宿るという思想に基づく。神話、八百万の神、自然や自然現象など、アニミズム的、祖霊崇拝的な民族宗教である。 神と自然は一体と認識され、神と人間を結ぶ具体的作法が祭祀であり、その祭祀を行う場所が神社であり、聖域とされた。
そもそも宗教なの?
一般的な宗教には教祖や経典が存在しますが、神道は教祖や経典が存在しないことも大きな特徴です。 神道の起源は古く、日本最古の歴史書と言われる「古事記」には、神道に通じる日本神話が複数掲載されています。
神道は宗教か?皆さんはいかがお考えでしょうか。
神道には、教義・経典が無いというのが一番の特徴だと思います。教義・経典が無いので、布教や説法などもしませんでした。なぜなら神道は、太古の昔より永い年月をかけて日本人が培ってきた日本民族固有の信仰・思想であるからです。ですから仏教が伝来する以前、神道という言葉はありませんでした。
神道でいう神様、氏神様とは我々の祖先です。天皇陛下のご祖先が天照大御神(伊勢の神宮の神様・日本国の氏神様)であり、氏神様が〇〇氏(うじ)の祖先であるように、祖先を崇拝するという【まごころ】【清らかな心】であり日本人の一般的道徳心が神道の根本だと思います。
悪い事をすると【バチが当たる】とよく言われました。【バチ】は誰も見ていなくても当たります。神様が空から見ているから…。
核家族化が進み、神仏・祖先を敬う方法が分からない若い世代が増えています。それに伴い子供たちは、親・友達・自然などを敬う心が崩壊してきたといわれて久しい昨今…。【目に見えないものにこそ本質がある】神社の存在意義が益々大きくなっているように感じます。
アニミズム
自然界のそれぞれのものに固有の霊が宿るという信仰。(八百万の神のような)
▷ animism ラテン anima (=霊・命)から。宗教の原始⑵的な考え方の一つ。
祖霊崇拝
家族・部族・民族などの祖先の霊をあがめまつる習俗。 農耕民族の間に広くみられる宗教形態で,人の死後も霊魂は生き続けるという観念から生まれるとされる。 崇拝の対象となる祖先には始祖・祖神・死者・死霊などの観念があって一定しないが,おもに祖霊・死霊の祭祀をさす。
惟神道(かんながらのみち)
明治時代に神道が国教化されると,国家の祭祀として宗教を超えたものと主張された神道は,大教,本教,古道,惟神道(かんながらのみち)などと呼ばれ,仏教やキリスト教と同列とされた教派神道諸派が神道の語で呼ばれたこともあって,日本固有の民族宗教をあらわすことばは多様なままに推移し……
神道の歴史
世界でも珍しい「古代以前の神々」と「神仏習合」
神仏習合によってこそ神々は生きのびてきた
「神道はいつからあるのか?」という問いを投げかけてみよう。「神道の起源」について
農業が進む以前の縄文時代、列島の広い地域が森で覆われていた時代、という答え。
神社には森(鎮守の森)が伴うこと、社殿ができる前の、自然の神秘のなかでの神々の祭りにこそ神道の原型があるという考えだ。いやいや、稲作農耕の儀礼とそれを代表する朝廷の祀りこそが神道の原型で、それが確立したのは7世紀の終わり頃だという議論がある。それらに対して、朝廷の祀りは全国の神祇祭祀に受け入れられたわけではなく、神道とよべるようなまとまりができてくるのはせいぜい平安時代だという議論もある。さらに、平安時代はもちろん鎌倉時代になっても、神道が自立した宗教となるには至っていない、室町時代になってはじめて教義や組織も備えた神道が成立する、といった議論もある。
7世紀末以来、神道には国家祭祀と神仏習合の信仰という2本の大きな柱があって、双方はしばしばまるで別個のもののように展開し、対立することもあったが、実は影響し合い、支え合うような関係にもあったと捉えることができる。
