2024/04/08
曼荼羅の見方*編集
曼荼羅の見方をメモ
そもそも、曼荼羅(マンダラ)って何?
曼荼羅とは簡単にいうと、
密教の教えである仏の世界観を絵にしたものです。
仏の世界は、「悟りの世界の胎蔵界(たいぞうかい)」と「知恵の世界の金剛界(こんごうかい)」が2つ揃う事で完成します。
そのため曼荼羅も、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅が2つセットであげられます。
悟りの世界を表した
胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)
胎蔵界曼荼羅は、「大悲胎蔵(だいひたいぞう)曼荼羅」ともいいます。
「大悲」とは、人間などの命あるものの苦しみを救う仏様のあわれみの心。「胎蔵」とは、母親の胎内で子供を守り育てるという意味があります。
菩薩をはじめ、森羅万象は全てこの中央に座る大日如来から生じています。

中心の蓮(ハス)の花には大日如来や菩薩(ぼさつ)が描かれています。
真っ赤な蓮の花は、人間の心臓を表しているそうです。
人は誰でも仏になりうる性をもつので、迷いの心をかき消せば、心の内の菩提心が花開き、仏の世界が開かれるということを、仏像をかりて具現したものです。

12区画に分かれた胎蔵界曼荼羅
中央に描かれている大日如来を初めとして409体の仏、菩薩、明王、天部がグループ別に12区画に分けられます。
命ある生物が大日如来に導かれて、悟りの世界である中心へ向かって収束する様を表しています。

智慧(ちえ)の世界を表した
金剛界曼荼羅(こんごうかいまんだら)
金剛界の「金剛」はダイヤモンドのことです。
大日如来の智慧(ちえ)がダイヤモンドのように固い悟りなので、何ものにも屈しないということを表しています。

9つの曼荼羅を1つにまとめた金剛界曼荼羅
この金剛界曼荼羅は、日本密教独自のもののようです。
これは、「金剛頂経(こんごうちょうぎょう)」という経典に書かれた、28種類の曼荼羅の中の9つです。
成身会、三昧耶会、微細会、供養会・・・と碁盤の目のように綺麗に並んでいます。

大衆に金剛界曼荼羅を覚えてもらいたいと簡略化したものが、
この「四印会(よいんえ)」です。

